そーいちの置き手紙

大学生の日常

映画鑑賞記録「天使と悪魔」

こんにちは!

 

今回から始まる新たなシリーズは、、、

 

「映画鑑賞記録」です!!

 

実は普段、映画はほとんど見ません。なのでその分1つの映画を深く味わいたいと思って記録することにしました!

 

では、早速

 

今回見た映画は「天使と悪魔」

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ダ・ヴィンチ・コード」の続編で主演はトム・ハンクス、2009年に公開された映画です。

 

実は、夏休みにイタリアへ旅行する計画を立てています。

行く前にイタリアの勉強をしたいなーと思い、イタリアが舞台の映画を見ることにしました!

 

複数の映画が見つかりましたが、レビューにあった「イタリアに行きたくなる」というコメント、テレビで見たダ・ヴィンチ・コードが面白かったこと、に背中を押され「天使と悪魔」を選んで借りました。

 

結果どうだったかというと、、、

期待通り、見事に引き込まれてしまいました!!!

 

次々と引き起こされる出来事、その舞台となるローマ市街地の観光スポット、ストーリーの根底にあるカトリック教会の歴史

ストーリー 観光地 歴史

1度に3つも楽しめる魅力的な映画でした!

 

あらすじに沿って、物知りになっていこうと思います!

 

あらすじ

舞台はローマ。教皇が亡くなり、ヴァチカン市国では次の教皇を決めるコンクラーベが開催されます。このコンクラーベとともに、ストーリーは進んでいきます。

コンクラーベって?

カトリック教会の新しい教皇を決めるための会議です。ラテン語のクム・クラーベが語源で、「鍵のかかった」という意味だそうです。その名の通り、ヴァチカン市国システィーナ礼拝堂に鍵をかけて行われます。80歳未満、最大120人の枢機卿が投票し、全体の3分の2以上の票を集めると新教皇が決まります。決定まで鍵が開くことはありません。1回の投票ごとに投票用紙が礼拝堂のストーブで燃やされ、教皇が決定したら白い煙、しなければ黒い煙が煙突から上がります。これにより民衆は投票結果を知るのです。

「そういえば、最近あったなぁ」と思い調べてみると、直近のコンクラーベは2013年3月。5回の投票で教皇が決まっていました。

 

コンクラーベのが開催されようという中、次期教皇の有力候補4人である枢機卿が何者かに拉致されます。アンビグラムが書かれた脅迫状を受け取ったヴァチカン警察は、宗教象徴学者のラングドン教授に協力を依頼。教授はイルミナティ(科学を信奉してカトリック教会に弾圧された秘密結社)の犯行だと確信し、ヴァチカン警察、スイス衛兵隊と協力します。

犯人は強力な爆弾となり得る反物質を盗んでおり、新たに届いた脅迫テープからは「午後8時から1時間おきに枢機卿を殺し、最後にバチカンを滅ぼす」と伝えられます。

淡々と事件を起こしていく犯人と、先回りして枢機卿そしてヴァチカンを救いたいラングドンたちの戦いが始まります。

信仰心が厚く、科学の力が支配的になることを好まない枢機卿やスイス衛兵隊と、科学を信奉するイルミナティ、科学と宗教を区別して考えるラングドン。彼らの対立が、全体を通したテーマになっています。

伝説のリアリティ

映画を見ていて感じたのは、伝説が現実味を帯びて伝わってくるということです。ラングドンガリレオが作ったイルミナティーの秘密教会への暗号ルートを解読しながら、犯人を追い詰めていきます。実際にある教会の歴史や彫刻が暗号解読の鍵となっているため、伝説がますます信憑性を帯びて感じました。

 

舞台となる観光スポット

舞台となった観光スポットを紹介します!

ヴァチカン市国

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ヴァチカン市国はローマ教皇が統治する世界最小の独立国。

劇中ではサン・ピエトロ大聖堂、サン・ピエトロ広場、システィーナ礼拝堂が登場します。

サン・ピエトロ大聖堂

キリスト12使徒の筆頭で、初代教皇の聖ペトロの墓の上に建つカトリックの総本山。中央の大クーポラ(ドーム型屋根)はミケランジェロの設計で、最上部からのローマの眺めは最高だとか 。劇中でもその広さや威厳が際立っていました。

サン・ピエトロ広場

大聖堂の前に広がる円形の広場で、ベルニー二の設計。周囲を囲む回廊の上には140人の聖人像が並びます。中央にはエジプトから運ばれた25mのオベリスクが建っています。劇中では、コンクラーベを見守る群衆が所狭しと押し寄せる様子と、広場にある芸術の多さが印象的で、空気にまつわる場所として2つめの事件現場になります。終盤の感動的なシーンでも登場!

システィーナ礼拝堂

コンクラーベの会場です。天井にはミケランジェロの「最後の審判」があります。創世記を中心に「楽園追放」「ノアの箱舟」などが書かれています。劇中では、赤い服を着た枢機卿たちが密室となった礼拝堂で投票をする様子が描かれています。

 

ローマ

 

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パンテオン

 現存する最も完全なローマ建築。パンテオンはすべての神という意味で紀元前27~25年創建、118年に再建されました。43.3mのクーポラの頂上には直径9mの天窓があり、内部を照らしています。ミケランジェロは「天使の設計」と称賛した美しい建築物です。ラファエロの墓があり、映画でもそのことが取り上げられていました。

ポポロ広場、サンタ・マリア・デル・ポポロ教会

 ポポロ広場には24mのオベリスク、四方を守るライオンの噴水、双子教会があり

、かつてはローマの入り口として旅人を迎えました。

ポポロ教会は、市民(ポポロ)の寄付でできたことが名前の由来。劇中では、教会内部にあるカペラ・デッラ・テーラ礼拝堂が土にまつわる場所として、最初の事件現場となります。

サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会

 17世紀初めに建てられました。規模は小さく、手元のガイドブックには載っていませんでした。しかし、その内部にはバロック建築の特徴が凝縮されています。劇中では、火にまつわる場所として3つめの事件現場になります。

ナヴォーナ広場

1世紀にはここに競技場がありました。その後は市場となるなど、現在に至るまで市民で賑わっています。

最も複数の噴水がありますが、有名なのが、ベルニーニの代表作である「四大河の噴水」。四方向に、それぞれナイル、ガンジス、ドナウ、ラプラタという川を象徴した彫刻が施されているものです。劇中では、水にまつわる場所として、4つめの事件が起きます。

サンタジェロ城

135年にハドリアヌス帝が自分の廟として建造しました。歴代皇帝の墓、要塞や法王の住まいとしても使われ、現在は国立博物館になっています。ペストが流行した際、城の上に天使が現れた後にペストが終焉したという伝説から聖天使を表す現在の呼び名になったそうです。

法王庁まで外部との接触なしに行くことができると言われ、劇中ではイルミナティを追ってラングドンがこの小道を通ります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「天使と悪魔」のあらすじから、ローマの見所を解説してきました。私自身、ローマの歴史や教会には詳しくありませんでしたが、楽しく映画を見れましたし、興味も沸いてきました!

「天使と悪魔」見たことない、という人には是非見て欲しいです!皆さんもイタリアへ行きたくなることでしょう。

 

他にも、イタリアが舞台の映画を見たいと思っています。(今度は古代ローマ系にしようかなぁ)

そのときはまた記事にします!

 

次回もお楽しみに!